本場 重慶小麺@東陽町の重慶牛肉麺
いつの間にやら出来ていたラーメン店。
というか、何度か通りすがってたんだけど「重慶小麺ってなに?」っていう気持ちが大きくてラーメン屋だと認識するのに時間がかかった。
食べログで確認して木場の本格中華「竹香園」という店の2号店だそうで。
ふつうに重慶小麺のみだとつまらないかなと思って、牛肉いりにした。
あとランチセットだったので小さな肉まんがついてきた。
ごはんは言えばついてくる模様。
細麺ヤワメ。赤いスープなのに、ほじくりだしたら麺が白いので、ちゃんとかき混ぜてない模様。
それはまぁいいんだけど、この味をどう言えばいいものか。
2年前くらいに中国の空港で「牛肉麺」という向こうのラーメンを食べたんだけど、それにすごい似てた。
つまり「中国人が作ったラーメン」というものが、まんま体現されてるというか。
日本のラーメンにある魚介やら豚骨やらのスープの重み?味わいというものがなくて、香辛料と調味料で作ったスープだなというのが良くわかる味の「軽さ」。
赤いが、辛さはそれなりにある。
でも中本で言うと、味噌タンメンくらいかな。蒙古ほどではない。
節分にまく豆が具材として投入されていて、このあたりも独特だなーって思う。
ほかにもクミンとかいれてるそうで、なんか、そういう全部ひっくるめて言うと今回は「中国の麺」であって「ラーメン」ではないかな。
牛肉も前段に書いた「牛肉麺」と同じ肉だった。
牛のスジ肉は柔らかいが、あの臭みがまんま残ってる。日本だと、めっちゃ煮込んで時間をかけて、このクセを消したりするけど、向こうの人は活かす方向っぽい。
ライスは完全に余計だったな。スープが軽くて同時食いしづらい。
肉も小麺に合うけど、白飯とは合わないかなと自分は思った。
おまけの小さい肉まんは蒸す器にいれられて来たが、完全にポーズで、この肉まん自体は常温かよってぐらい醒めてて、これはいただけないな~って思った。
せめてレンチンとかすれば良いのにね。
とか文句いいながら食べちゃう系男子。
重慶には行ったことはないわけだが、ここ以上に中国の麺の味だなと思った店はそうそうなくて、そのへんを面白がれるなら体験してみてはいかがでしょうか。
だいぶ文化の違いを感じ取れる気がする。この一杯だけでも。