田上家@弘明寺のチャーシューメン
田上家@弘明寺のチャーシューメン C+。
家系。味注文は全部「ふつう」で。
食べログ100名店みてたら行ってなかった店だったのでフラッと。
ググッたら王道家出身らしい。また茨城か。。。
同じ出身者の店「クックら」なら行ったことあるんだけどな。
そんな前情報を全然知らないで食べたわけだが。
んーバランス型といえばいいんだけど。
醤油が気持ち強いかなってとこは「クックら」にも感じたことだけど全然違うな。
一言でいうと旨い。ラーメン食ってるだけの素人の弊社でもわかるが、スープの完成度が高い。それだけは絶対的にわかる。
で、どう旨いかっていうと、個性的に言い表すのが難しい。
たぶん丁寧に作っていて、全体的な平均点が高いってイメージで、醤油がどうのとか、鶏油がどうのとか、細かい点をあげるようなトガり方をしてないっていうか。
あえていうと、個人的には「桂家」とか「寿々喜家」とかに感じた味の安定感みたいなものを、この店にも感じる。2014年の店なのに、こういう老舗の家系の味の記憶がダブった。
あとレンソウかと思いきや青菜だったのも若干、珍しいかな。
卓上調味料は、この通り。ニンニクは潔く行者オンリー。
まぁ一個あれば十分だよな。この手のは。
正直、家系の麺って、だいたい酒井製麺中心で、ここもそうだから差分がつけずらいってのもあるんだよな。
そのぶんスープでしか差が出ない。そして間違いなく、ここはあたり。
チャーシューメンにして正解だった。
ペラめの燻製チャーシュー。歯ごたえがありつつ旨い。
麺に巻き付けて食べるなどして楽しんだ。
あと味玉がすごい美味かった!
写真も撮ってたんだけど、崩れ具合が「これはとてもお見せできない」というぐらいにグチャッてなったので自嘲したが、トロトロ系で、味が濃厚で、ちょっと感動した。
結局、燻製チャーシューもしかり、味玉もしかり、こういう細かいところの手のいれようがスープの旨さにも現れてるんだろうなって思った。
細かくどこがどうって解説できないのが悔しい限りだけど。
最近やたらうるさいフォントの家系ラーメン店がアホみたいに乱立してるなか、このシンプルな門構えで「いいから食え。食ったら旨いってわかる」って感じで、実際その通りなの。
ふつうに考えてカッコいいな。