煮干乱舞@武里の濃厚中華そば

煮干乱舞@武里の濃厚中華そば C+。

たしかもともとは道の駅にあった人気の屋台で、しばらく経ってこの店舗になったはず。

その頃から話題は見てて、前々から来てみたかったニボラーの店。

券売機がデジタル…そんじょそこらのラーメン屋じゃ見ないぞ。

チェーン店なみに豪華じゃん。

「かけそば」という漢仕様も選択肢として面白そうだったけど、やっぱり肉ついてるほうがいいなって「濃厚中華そば」を選択。

ああ、これは良い煮干しスープですわ（直球）。

濃厚なニボニボ感はありつつも、コレ系にありがちなエグ味、塩分はグッと抑えられてる。

さらにドロドロさもない。かといってサラサラでもない。

純粋にニボを抽出して、醤油のカエシと合わせて、ラーメンのスープとして落とし込んだんだなというのがよくわかる。

今まで煮干しスープだけでいったら「イチカワ」がブッチ切りで好きだったが、これはスープだけなら肉薄してるかも。

菅野の軽くポキポキ食感にゆでられた細スト麺。

「陽はまた昇る」といい「いずる」といいニボラーの名店が、こぞって菅野で揃っているのは何故なのか。

鴨肉が４枚。この見た目どおり、いい肉を使ってるのがよくわかる。

しかし伊藤@赤羽を起点？としたこのニボラーだが、この店は特にスープに（店主の努力が）ステ振りされているのが味から良くわかる。

逆にシンプルすぎて、良いスープだけど、ちょっと他の具材（メンマとか）も欲しいな～と思うも、卓上にイカ酢を見つけたので、それ投入。

汁の少なさに対して、麺が多いのはニボラーあるあるなんだけど、ここのは体感だが150gほどありそう。

本当に肉・汁・麺だけでシンプルに殴りつけてきたな。

ちょっと気持ち麺が多く感じたけど、余裕で完飲だったわ。

あとすごいのは個人店でありながら、このハイクォリティな自分が食べたニボラーのなかでもトップクラスの煮干スープだと思う、この味が、このエゲつないまでの超ロング営業時間で提供されているということ。

っていうか中休みもないのか。どうなってんだ。

っていうか食べたの朝９時ぐらいだったしな。

武里、住んでたら出勤前に食べて通勤してたぞ、間違いなく。