麺処 秋もと@市が尾の特製 醤油
麺処 秋もと@市が尾の特製 醤油 C。
前から名前をよく見ていたので気になっていた。
思ったのは「あ、こんな狭い店だったんだ」ということ。
駅前なのでアクセスは良いが、7人くらいでキツキツ。席移動もカニ歩き。
ただ三角厨房も間近なので、ラオタ的には調理工程をダイレクトで見られるのは嬉しい。
「貧乏でも家が狭いと家族同士がくっつけて幸せ」みたいな理論だ。
こんなこと店からしたら余計なお世話である。
醤油メインとのことだったので、行く前は支那そばやみたいなものを勝手に想像していたのだが、全然ちがった。
濃いめの醤油と、節、あと個人的にはオイリーさを感じた。
繊細さというより、どことなく味は濃く、力強い醤油スープだ。
それを太めの平打麺でズズズッとすすっていく。
ああ、こういう感じなんだ。こういう醤油ラーメンなんだと。
なんかスープさえ純な醤油ってだけで、素性というか本質は家系ラーメン的なパワフルさがあるなって個人的には思った。
すくなくとも「ちょっと小腹すいた」っていう感じでは食べられないっていうか。
そういう味だ。
ちなみに三河屋製麺。ズーム無しで、ここまで接写できるのもすごい。
特製1100円のボタンを「ちょっと高くない?」と思いながらも押したわけだけど、豚チャーシュー3枚と、味玉、ワンタン2枚がついてる豪華を考えると、ああ、こりゃ妥当だなぁって思い直す。
あ、さらにサラダチキン的な鶏チャーまであった。
ワンタンはそんなにビラビラしてない。
小さい海老のすり身が見えるだろうか。
これもしっかり具材が締まっててうまい。
味玉も半トロをきちんと維持している。
入店前、写真を撮ったときは普通だったのだが、店を出るときになったら、15人くらい並んでいて、人気店なのだとわかる。
ただ新しい客が並ぶたびに、店員が外に出て、チケット整理をするので自動ドアがガンガン空いて、寒い風を運んでくるのは仕方ないとはいえ辛かったな(笑)。
っていうか、一番人気だから醤油ラーメンにしたけど、この麺と汁だったら、つけ麺でも全然成立するだろうな。よし次回それにしよう。