麺家 歩輝勇(ぽきお)@多摩川の歩輝勇ラーメン
麺家 歩輝勇(ぽきお)@多摩川の歩輝勇ラーメン C。
家系。味注文は全部ふつう。
「SUSURU TV.」を見て、 ラーメン官僚さんのレビューを読んで訪問。
多摩川駅って初めて降りたけど夜になると暗いじゃん。
駅前なのに。
「都内1濃厚!?」と書かれると「本当か」という気持ちで来てしまった。
初めてなら「うすめ推奨」と書かれているが「ニワカ気分じゃニイちゃん、うちのはやめときなよ」と言われている気分なので、とりあえず「ふつう」いってみる。
店主は元武蔵家出身。
家系のなかでは、あまり卓上は騒がしくないほう。
行者ニンニクとかがないのは、やはり吉村家などではなく、武蔵家出身だからかなぁ。
ノーマルラーメンでも良かったんだけど、とりあえず特製的な感じで。
正直ね「都内イチ濃厚!?」ってそんなに期待してなかったんですよ。
濃いです。本当に濃い。都内1疑惑ダテじゃない!
レンゲですくってみると「トロ~ッ」としてる。
ただスープの濃度だけじゃなくて、醤油分も濃いなと感じる。
でも、この濃厚スープが都内1かって言われると、自分の食べた記憶だと品川麺達の神仙に匹敵するな。というより濃厚さも、味も、似てるなって思った。
まぁあっちは金沢が本店らしいので、純粋に東京かというと違うかもだけど。
なのでスープ単体というより、あくまで麺をすすったときの旨さ、ライスを合わせたときの旨さって印象を持った。
三河屋製麺の太麺をカタメに茹でてるとの情報だったけど「ふつう」指定だと、そこまで芯が残るみたいなカタサはなかった。むしろ普通にゆでてない?みたいな。
このスープの濃さのおかげで、麺すらオカズになって、御飯かっこめるぞ。
細ネギのシャキシャキは確かに助かる。
チャーシューは薄く切られたローストポーク的な感じで、これはうまかった。
っていうか、てっきりバラ肉でアブラ濃厚みたいなやつを合わせてくると思いきや、このスープを中心に考えると、このアッサリ寄りだけど、旨味のある肉を合わせてくるのは「わかってる」以外の感想がない。
とはいえ自分にちょっと濃いなと思うレベルだったのでTKGを後追い別注。
おや、卵はどこに。。。と思ったらネギの下に隠れていた。
スキヤキが捗る。
味玉は半トロ。比較的、新しい店とは思えないほどの完成度。
でもスープ単体で飲んでみても、あとを引くんだけど、この濃さ。
店主さんは20歳で独立して、この店を作ったっていうけど、確かに20歳で、このラーメンを作り上げたセンスは本当にすごい!
あとこの濃厚さは若さゆえの勢いで突っ走った結果ゆえの成功なんだなって思った。
勢いが1点集中型の個性を打ち出したってところで、店のきれさも含め、個人的には高感度たかかった。
次回は「うすめ」にします。