メンショー サン フランシスコ@新宿のA5黒毛和牛醤油らぁめん
メンショー サン フランシスコ@新宿のA5黒毛和牛醤油らぁめん C。
記憶の限りだと5食限定だったはずだが、今公式HPを見たら「17時からメニュー」になってたので数量限定は解除されたのかも。
そんなワケで2回めのメンショーSF訪問。
ベッカムも絶賛したというA5和牛醤油らぁめん。
1950円は高いでしょ!!!!って思いながらも、どうしてもコレクターの性。
1回ぐらいは食べてみたいものじゃないかと券売機ボタンを押す。押してしまう。
庄野さんってTwitter社でゲストシェフもやってらっしゃるんですか。
で、これがA5黒毛和牛…。
おそるおそるで、肉ではなく、まずはスープから飲んでみる。
コクのある醤油で、少しコショウかしら。
でも全体的にキレっていうよりは、ジンワリ飲ませていく系。
ドン!と乗った一般成人男性の手のひらよりも遥かにでかい黒毛和牛に手をのばす。
ちゃんと聞きそこねていたけど、鹿児島産って言ってた気がする。
この肉、すごい溶ける!舌の中で溶ける!
なんと下にも肉が敷かれていた。このデカさが2枚。
すまん訂正したい。1950円、ぜんぜん高くない。
そもそも冷静に考えてみたら1950円って、ちょっと良いトンカツ屋にいったら、それ以上ぜんぜんするし「いきなりステーキ」でリブ300gとか食べたら、2000円くらい、すぐ超えるし、そう考えると、こんなにデッカイ最高級ランクの肉が2枚も入ってるって考えると、むしろ赤字なのでは(錯乱中)。
麺は太めの縮れ麺で、デュルデュルっと喉越しにキくタイプ。
ただ正直、肉の味が良すぎるので、ここは(個人的には)繊細な味わいを受け止める細ストレート麺あたりが良かったなと思うところだが、ラーメンクリエイターの選んだ選択肢に間違いはないのだ。
メンマは穂先メンマのイメージがある庄のシリーズなんだが、ここは細メンマだった。
後半に入ると黒毛和牛の肉汁が溶けて、味わいが深いものに変化したと思う。
基本このラーメン、和牛が全ての中心となってる。
見栄えにおいても、味づくりにおいても。
基本オシャ空間なんだが、この看板だけはラーメン屋のテイストが残ってる。
いやぁ堪能した。和牛が全ての中心だった。
逆に言うと、ラーメンじゃなくて良かったかも(麺抜きで、という意味)と思ってしまったんだが、今回ちょっと思ったのは黒毛和牛というスターすぎる素材を前に、調理や工夫で基本700円かそこらで「おいしい」というふうに持っていかなければいけないラーメンは、どう振る舞うのが正解なのか。
そういう「肉VSラーメン」みたいな図式を勝手に垣間見てしまった。
(あまりに贅沢に、おいしいものを食べてしまい、ただ錯乱しているだけです本日は)