ラーメン郷＠高座渋谷の特醸味噌
ラーメン郷＠高座渋谷の特醸味噌 B。
札幌味噌の名店「すみれ」で15年勤め上げた方の独立店。
もう自分の記事なんかよりラーメン官僚かずあっきぃさんの記事のほうが、よっぽど為になること書いてる。
高田馬場でアツアツすぎるラードスープで舌を火傷して以来「純すみ」には小さな恐怖を持ってファーストタッチを挑んでるわけだが。
こちらは本家の味噌とはまた違うスープ。
どうも官僚の食べた「味噌ラーメン」の特製版が「特醸味噌」なのかと券売機のボタンを押したつもりだけど、こちらは全然、違う味噌を用いたラーメンみたい。
つまり、すみれから脱した店主の「俺の味噌」を追求したスープの模様。
これが美味い。
ラードのアツアツさは控えめ。そしてなにより。
「醸造してる味噌」という表現にふさわしく、コクがあるように感じる。
適度に脂があってコッテリしてるけど、それが嫌味じゃない。
森住製麺というところらしい（他ブログから）が、北海道味噌ラーメンあるあるの、やや太めのカタメ縮れ麺。
でもスープの地が良いので、相乗効果でズバズバすすれてしまう。
これはやばい。
モヤシは多少、炒めてあるっぽく油でコーティングされているが、かなりシャキ気味で。
それがコッテリスープのラーメンを食べるうえで、一種のサラダ感覚？というか中和させてくれる。
よくできてるなぁ、この構成。
このタマネギの溶け込み具合も良い。なんかよくわからんが良い。
豚は一見、硬そうに見えたが、ホロホロと崩れて、スープと馴染んでくれる良い煮豚。
これはもう（ニンニクを）いくしかない。
ブーストかけるしかない。業務用ペーストなのが残念だが。
味玉はトロトロタイプ。
そういえば「郷飯」というのも、ついついボタンを押してしまった。
まぁ券売機に書かれている通りだが、短冊状に刻まれたチャーシュー、細メンマが中心で、タレが上からかかった丼。
ライス量は120～130g程度だろうか。こぶり。
具が、飯との割合でいうと多くて、幸せ。
いやぁ全然期待してないまま訪問したが、めちゃめちゃうまかった。
味噌ラーメンで、ここまでストレートに「うまい」って思ったの、門前仲町の「こうかいどう」以来じゃなかろうか。
関東とはいえ、かなり僻地だが、近くの人はオヌヌメ。
