ただ麺が食べたいだけなんだ

つけ麺を愛する男の各メニュー感想

純手打ち 麺と未来@下北沢の特製塩らーめん

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純手打ち 麺と未来@下北沢の特製塩らーめん C-。

 

つい数年前までラーメン不毛の地だった(弊社の主観です)下北沢も話題店が続々オープンしてきてるね。

 

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日本酒のラベルがベタベタ貼られている内装で、居抜きの店舗から引き継いだとか、どっかで見た気がする(どっかのソースを忘れたから自信はない)。

 

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メニューの解説もさることながら、店のTwitterも味づくりの解説をめちゃめちゃしていて「こだわってる」というより(このひと、マジのラーメン作りのオタクじゃん)という褒め言葉として思ったり。

 

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確かに旨い塩スープだなぁって思う。

鶏がどうのとか魚介がどうのっていう素材の旨さっていうより、ストレートに良い塩を使ったスープ。

このまま器が変わって、洋風の店で出されてもうなずけそうな味ではある。

 

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そして、この超個性的な麺。

計りを後ろから見てたけど、150g。

 

ぶっちゃけ、この店を語るとしたら、もはやコレしかないっていうか、コレしか覚えてないってぐらいに個性的(良いスープとか他にも語るべきことはあるはずなんだが)。

もちもち麺とか、巷で言われてるけど、そんなもんじゃない。

「モチが麺になった」。

な…なにを言っているかわからねーと思うが、おれもなにを言ってるのか。

とにかく「餅を、麺の形状にした」という表現こそふさわしい。

 

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横目に製麺室があるわけだが、ラーメン作りのオタクたる御主人が全精力をかけて、作り上げた純手打ち麺が、「餅」に行き着いたと考えると、なんだか面白い。

 

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そんでもって、茹で前150gとは言いつつも、そういう食感だから、結構お腹に貯まる。加水率は高めなんじゃないかな。

 

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お肉は、こういうスープにふさわしいさっぱり豚肉。

 

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ラーメン凪ふうにいう「一反も麺」みたいな海老ワンタンがついてきた。

芝海老がチョコッとついてるやつ。

しかし二郎とは別の意味で、ここは小麦粉アタックがすごい。

 

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味玉は、染みてるとかじゃなくて、なんか純粋に玉子としての味が濃かった。

 

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連食してたはずなんだが、なんだかんだで完飲してしまった。

 

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おしゃれな店内と超個性麺で気になるのは、確かに旨い。旨いことは間違いないんだけど、この栄枯盛衰のラーメン界のなかで、この麺が個性的すぎるがゆえに早めに飽きられる不安があったりしないんだろうか、とか余計なことを。

個人的には、この麺を使って、釜玉うどんみたいなのを食べてみたいですね。