手打ち式超多加水麺 ののくら@亀有の中華そば(塩)

手打ち式超多加水麺 ののくら@亀有の中華そば(塩) C。

食べログTOKYO100名店めぐり。

「超多加水麺」とはいかに、という興味もあって。

今日の気分的には醤油よりだったんけど券売機は「塩／醤油」と書かれてあったので、塩推しなのかなと思い、塩に。

優しい塩スープ。

スープの色に紛れているが、鶏油が入っていそう。

とにかく「すぅ～っ」と入ってくる。

亀有って、なんとなく老人が多いイメージがあるんだけど、そのあたりの年齢層も絶対よろこびそうな味だなと思う。

あと麺がメインだと考えるなら、これくらいの淡い味わいのほうが麺の味がわかるのではなかろうか。

有名ラーメン店あるある。「調味料がない」

噂の超多加水麺。これか。

よく見ると全粒粉っぽい粒が見える。

大雑把にいうと「瑞々しい平打ちのピロピロ麺」なんだけど、この縮れてる波打ち状が絶妙で、歯ごたえがカタい箇所と、柔らかい箇所があるので、食感が面白い。

こういう麺は確かにあまり食べたことないな。いや、全然ないかも。

ラーメン用の製麺機じゃなくて、あえて蕎麦用ので作ってるって官僚さんとこで見た気がするんだけど、コレか。立派だ。

逆に言うと、超個性的な麺なので、これを中心にして、これを活かすためのスープや、具の構成じゃないかって気がする。細メンマ。

さっぱり、しっとりした鶏チャーシュー。

ジューシーチャーシューの２部構成。

このへんはトレンドに乗ってると言えるかな。

味玉は「濃い玉子の味」って感じだった。いい素材なのだろう。

スープにレモンの切れ端を浮かべていて、アシスト材として役にたっている。

清涼感があった。

完飲。

本当に、この麺をどう受け止めるかで好きか嫌いかが分かれると思うんだけど、スープ自体も、すごく繊細に考えられて作ってるし、接客も良いので、それ以外でも気持ちの良い店だと思います。