つけ麺 和(KAZU)@竹ノ塚の特製つけ麺
つけ麺 和(KAZU)@竹ノ塚の特製つけ麺 C+。
亀有の「道」で修行した方のお店。また某所で褒められていたので言ってみるかなと。
道はもう一回たべてみたいものの、当時の鬼行列がトラウマで再訪できず仕舞。
食べる前から想定はしてたんだが、ああ、やっぱり「道」っていうか、こうじグループ系のつけ汁だなと。
ドロドロとしてるけど、油の玉みたいなものはスープに浮いてなくて、ドスンとくるようなつけ汁。
ただ記憶ベースの「道」と比べると、魚介が強めで「コク」がある。
ひとことで言うと、一歩またおま寄りになって、名店「道」の味より、さらに万人ウケチューンされたような気がする。
(弊社の「道」記憶は2011年のものなので、あまり信用しないほうが良い)
いま書きながら思ったけど、つけ汁の味だけなら小山の「サンジ」に似てるかも。
カネジンの太ストレート麺。ムッチリ食感。
この強く濃いドロつけ汁を受け止めるにふさわしい。
もしかして鈴蘭とかと同じ麺だろうか。
肉は2種類構成。どっちもレアめはめずらしい?
ただ繰り返すが重めの汁なので、脂身たっぷり寄りかは、こっちのほうが中年となる自分にはありがたい組み合わせ。
これは確か日替わりの小皿味変アイテムだった気がする。
にんにく醤油。
そうそう。たぶん日本料理ライクな店作りをしてる「道」なら、こういうニンニクとかは出さなかったと思うんですよ。
このへんが「和」が大分、万人向けチューンしてるんだろうなと思わせる理由のひとつでもある。
味玉はトロ気味。
スープ割りはブーメランだった。
濃い汁の輪郭が割って薄まったことで、また新たな味がわかっていく過程が楽しい。
「直球ど真ん中でうまい」と評してる人がいるのもわかる気がする。
ジャンル的には濃厚魚介つけ麺ではあるんだけど、つけ汁の味は一段階上をいく旨さで、麺との相性も良かった。
広義でいう「またおま」ではあるのかもしれないけど、あんまり一緒にしたくないかな。レベルを一緒に捉えてほしくない的な意味で。
少なくとも、こういう魚介つけ麺としては2018年食べた中で一番好きだと思う。