中華そば 笑歩(えふ)@綱島の特製つけそば
中華そば 笑歩(えふ)@綱島の特製つけそば B。
多賀野@荏原中延の出身である有名店「もりの中華そば」が閉店し、また代わりに入った店も、これまた多賀野出身者のお方の店。
というのは関東のラオタなら誰でも知ってそうな話だが。
相変わらず綱島と言いつつ、駅から10分くらいあるかないと着けない。
にも関わらず、外数人待ちというすごい店。
だって、この周辺、本当に住宅地なのに何もないんだよ。
「ついで」じゃ来れない。人気あることがわかる。
店内はきれいで、単に居抜きで入ったわけじゃなさそう。
ちゃんと工事して心機一転感ある。まぁオーナー変わったのに心気ってのも変だな。
こういう張り紙ひとつもさることながら、おかみの柔らかい接客だけですごい心が洗われていくところがある。おれも仕事がんばろう、みたいな。
張り紙2。
自家製麺は、ツブツブが浮かんでいて、なんか蕎麦みたい。
細かく刻んだネギと、細かく刻んだ肉が浮かんでいる醤油つけ汁。
なんかやっぱり見た目が「多賀野っぽいな」って思う。
その証拠に、同じ出身である頓知房のビジュアルもこんな感じ。
この肉チップ(勝手に命名)のおかげで、さっぱり過ぎる醤油汁に力強さが増す。
特製にしたせいか、別皿で、山盛りの具材がやってきた。
これで270円しか変わらないなら全然、払う。払って正解だ。
蕎麦っぽい見た目の麺の歯ごたえは中太麺ながら、しっかりあって、太めの二八そばみたい。
なんで、いちいち蕎麦で例えるのかと言うと、やっぱりつけ汁も全体的にそばつゆっぽかったからだ。甘めの醤油味ベースで、肉の脂でコッテリ感はあるけど、重すぎない。
鴨南蛮の汁を、ざるそば風にコンバートすると、こんな感じになるのでなかろうか。
端的にいうと、むちゃくちゃ好みの感じだ。ズバズバいってしまう。
っていうか、多賀野本店も、こんな感じのつけそばだった気がする。
昔過ぎて忘れたけど(適当)。
肉も脂が少々ひえているけど、つけ汁にくぐらせて温めて食べるとグッド。
ちなみにつけ汁は店員さんにいえば再加熱可能。
もちもちの木と同じシステムだ。
味玉はトロ気味。
スープ割りは卓上の和出汁スープで割れる。
こうすると、ますます蕎麦湯で割ったみたいだなと思いながらアツアツを飲んだ。
多賀野出身者のお店は気まぐれに何店か訪れているが一番、多賀野の味に近いのではなかろうか。
それより接客や店の雰囲気が良くて、終始、癒やされてた。
遠くても行く価値はある。確実にある。今度はラーメン食べにこよう。