麺どころ 魁@和田町の魁つけ麺
麺どころ 魁@和田町の魁つけ麺 C+。
なんとなく降り立って、食べログ3.5クラスと相対的に高めなこちらへ。
のっけから、こういうこと書くのも我ながらどうかと思うが。
店前のライトは、やたら暗いし、入ったらお世辞にも綺麗とは言えない内装だし、店主は「いらっしゃいませ」しか言わず、券売機チケットを無言で取るという無愛想さだし、なんか嫌な感じだなぁって思ってた。
食べるまでは。
ツルツル系モッチリ太麺。
ああ、久しぶりにこういう麺食べたな。最近そういえばなかったな。
魚介醤油を動物系スープがガッチリ支えるスタイル。
そのまんま飲むと、つけ汁標準の濃さがあるが…。
ツルツル系モッチリ太麺との相性は、あまり良くなくつけ汁と絡みにくい印象。
ただ、この麺はすごい美味い。
大枠で言えば、三ツ矢堂製麺のお菓子用小麦粉を使った太麺に似てる。
あと地味に覚えてるのは、宇都宮の「つるや」の麺もこういうツルモチだった。
でも、あくまで「それ系」というくくりでいえば俄然こっちが良い。
不満があるとすれば、あくまでスープとの絡み具合。
この麺を活かすならドロンジョ系でもいいんだけど、そうしたら凡庸になっちゃうしな。
それにこのつけ汁も単体で飲むと実は結構うまいし。
悩ましい、レベルが高いだけに悩ましいぞ、、、。
つけ汁の中には短冊切りチャー。
特製にしたせいか焼海苔が別皿でやってきた。
麺の上に乗せたまま出すとシナシナになってしまうので、これはこれでOK。
そうか。麺と汁の相性不足を海苔の風味で保管すれば多少は改善されるのか。
卓上の一味も問題解決に多少貢献。
肉も、見ての通り、すごい美しいビジュアル。
脂身すぎず、肉質もよく、適度な焼き目といい、弊社の理想のチャーシューのビジュアルのひとつといえる。
そうなんだよ。
店はそれほど綺麗じゃないし、店主も無愛想だけど、仕事はおそろしくいいんだよ。
おまけに味玉の茹で加減まで完璧ときてる。
ポット式だそうです。
和出汁スープでアツアツを最後たっぷり。
いや、最初のやや悪目な印象を持ってすみませんでした。
完飲感触してしまった。かなりの満足。
ほら暗いでしょ? ただ外面なんかどうでもいい、味が良ければそれでいいんだよ。
とこの麺を食べた後で言われてしまったら「賛成」って感じだ。