銀座鴨そば 九代目けいすけ＠東銀座の鰹重ね鴨つけそば極み

銀座鴨そば 九代目けいすけ＠東銀座の鰹重ね鴨つけそば極み B。

けいすけグループ、銀座にもできてたんだな。え？もう４年前から？

もはや繁盛する店はだいたいこれじゃないかという疑惑すら勝手に自分内で盛り上がってるツブツブ麺。

あぁ、これ美味しい。

けいすけって醤油だ味噌だと王道なわかりやすい味作りをするより、エビとかあえてクセの強めの食材を使う店舗も多いイメージなんだけど、これはそれらのなかで一番すきな味だなと思った。

具体的にはコッテリかつ鴨なんだけど、鴨のクセをわざと少し残してて、食べやすさ、ウケやすい味をカツオなどの魚介が担ってくれるイメージ。

なので、また口当たりは一瞬おまっぽいっぽい入り口なんだけど、鼻に抜ける感覚が別次元なところが面白い、かつ美味い。

麺も極太じゃないところが個人的にも好印象。

人によっては、もう少し太いほうが好きな人も多そう。

具材もそのへんのものとはちょっと違う。

特製で1300円くらいして高いなと思ってたけど、ぜんぜんアリだと思った結論。

まず、ごぼうの天ぷら。ここからもう既存のラーメン店とは違う。

鶏のつみれ。小ぶりだけど肉々しさがある。

レアな鴨チャーシュー。

あと、こちらは一見トマトかなと思ってたんだけど、黄身の昆布じめ。

ただ確かに卵黄なんだけど、ちょっとショッパーで、なんというか梅干しとかに近いなと思った。いわゆる味玉的なものとは違う装い。

卓上調味料も高級なものばかりで、これなら銀座という立地も含め、高単価は否めない。

「スープ割りお願いします」「昆布ダシとベリーティーの２種類とかお選びいただけますけど、どちらにしますか？」「え？ベリーティー？」「ベリーティーです」「……じゃあそれで」

濃いめのコッテリ鰹鴨つけ汁を、ベリーティーの酸味がサッパリにしてくれる。

え？うそ…意外に合う。なにこれ。意外すぎる。

いやぁ味も美味しいし、サプライズも与えてくれるし、個人的には大満足だった。

銀座はちょいちょい用事があるので、また次回もくるかも。